未払金の勘定科目を使用する際の注意点や仕訳について

 

この記事では、日商簿記3級の範囲の未払金の処理について見ていきます。

 

未払金について

 

未払金は商品以外のものを代金後払いで購入したときに使用する負債の勘定科目です。

 

A商店はB商店から5000円分の事務用品を購入して事業用のクレジットカードで支払った。

借方金額貸方金額
消耗品費5,000未払金5,000

事務用品を購入する際に、事業用のクレジットカードで支払っています。商品以外のものを代金後払いで購入していて、後からお金を支払う義務が生じているので貸方に負債の増加として未払金で処理します。

翌月口座からクレジットカードで購入した事務用品の代金5000円が引き落とされた。

借方金額貸方金額
未払金5,000普通預金5,000

事務用品の代金が引き落とされることで、お金を支払う義務がなくなったので借方に負債の減少として未払金とその金額を、同時に現金という資産が減少するので貸方にその金額と共に記入します。

 

A商店はC販売店から事業で使用する車を150万円で購入し、代金は24回の分割払いとした。

借方金額貸方金額
車両運搬具1,500,000未払金1,500,000

この例も商品ではなく事業で使用する車の購入で、代金は後払いですから負債の増加として貸方に未払金の増加分を記入します。

 

1回目の車の代金6万2500円が普通預金から引き落とされた。

借方金額貸方金額
未払金62,500普通預金62,500

1回分の車の負債が減少したので借方に未払金とその金額を記入し、資産の勘定科目である普通預金の減少分を貸方に記入することになります。

 

未払金の注意点

 

未払金と間違いやすい勘定科目の中に冒頭でも取り上げた買掛金と未払費用があります。

 

買掛金との違い

 

商品売買の記事で取り上げた買掛金は、商品を代金後払いで購入したときに使用する負債の勘定科目ですが、未払金商品以外のものを代金後払いで購入した時に使用する負債の勘定科目です。

仕訳の問題などで「~を仕入れた」と表現されていたら商品の仕入れであることが分かるので、代金後払いであれば買掛金で処理します。一方で、「~を購入した」と表現されていたら商品の仕入れではないと判断できますから、代金後払いであれば未払金で処理します。

 

未払費用との違い

 

購入した物やサービスに対する支払いが未了という点では共通していますが、継続的にサービスを受けていて支払いがされていないものについては未払費用を用います。例えば、家賃や保険料、水道光熱費や借入金の利息などが挙げられます。

未払金サービスの提供が完了していてまだ支払いを済ませていないものという点で違いがあります。間違いやすいですので気をつけましょう。

 

まとめ

 

未払金は商品以外のものを代金後払いで購入した時に使用する勘定科目です。

買掛金や未払費用との違いを抑えておきましょう。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

個人事業主のアラフォー男(ささぶね)です。 これまで、借金生活で苦労したりお金の知識がなかったばかりに余分な税金を払い続けてきた経験から、お金の知識の大切さを痛感。 その後、お金に関する勉強を始め日商簿記2級やFP2級・AFPを取得。 個人事業主のお金管理に役立つ内容を中心に情報発信しています。