この記事では、借入金の勘定科目についてご説明しています。
借入金の意味、利息の計算方法、仕訳例を確認することができます。
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借入金(かりいれきん)とは
借入金とは、金融機関などからお金を借りた場合に使用する勘定科目です。
借入金は、資金を借り入れる期間によって次のように区分されます。
短期借入金・・決算の翌日から1年以内に返済する借入金
長期借入金・・決算の翌日から1年を超えて返済する借入金
なお、借り入れた日から1年以内もしくは1年超ではなく、借り入れた年の決算の翌日から1年以内もしくは1年超で判断しますのでご注意下さい。
会計処理の際は、負債が増加することになるので、借入金とその金額を貸方に記入します。
一方で、お金を借りることによって資産が増加するので、借方に現金の勘定科目と金額を記入することになります。
もし、今の貸方や借方の説明がよく分からない場合は、下記の記事を先にご覧いただければ理解が深まると思います。
借入金の仕訳例
●A商店は事業拡大のため、C銀行から現金200万円を借入期間8ヶ月で借り入れた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
現金 | 2,000,000 | 短期借入金 | 2,000,000 |
お金を借り入れることによって、現金という資産が増加するので借方に、借入金という後から返済しないといけない負債が増加するので貸方に記入します。
●A商店はC銀行から借り入れていた現金200万円を利息とともに返済した。尚、年利3%で借り入れていた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
短期借入金 | 2,000,000 | 現金 | 2,040,000 |
支払利息 | 40,000 |
借入金という返済義務がなくなったので、減少分を借方に記入します。
問題は利息分についてです。
お金を年利3%で借り入れていますので、その分を含めて返済しなければいけません。
そこで、利息の計算が必要となります。
借入金の利息計算
借入金の利息計算については、下記の通りです。
今回の例では、200万円を年利率3%で8ヶ月借りていましたので、上記の式に当てはめると次のようになります。
それで、200万円の借入金に4万円の利息を加えて返済することになります。
尚、借入金にかかる利息については、支払利息という費用の勘定科目で処理することになります。
まとめ
借入金とは、お金を借りたときに使用する勘定科目です。
決算の翌日から、1年以内に返済する借入金のことを短期借入金と言います。
決算の翌日から、1年を超えて返済する借入金のことを長期借入金と言います。