【経費】JAFの年会費について|勘定科目・仕訳例・消費税

  • 2019年8月31日
  • 2025年1月19日
  • 経費

 

JAFの入会を検討していたり、すでに加入して年会費を支払っている、個人事業主などの自営業者の方の会計処理について解説していますので参考にして下さい。

 

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勘定科目について

 

勘定科目については、基本的に下記の科目を使うことが多いです。

 

 

大切な点は、どの勘定科目を使うかよりも、一度決めた勘定科目を継続して使用することや、プライベート分を経費計上しないようにすることです。

 

事業で100%使用しているのであれば、年会費も全額経費にできますが、車やバイクをプライベートでも使用しているのであれば、按分計算して事業分のみを経費にする必要があります。

 

例えば、車やバイクを仕事で7割、プライベートで3割使用している場合は、JAFの年会費も同様の割合にする必要があります。

 

ですからこの例の場合ですと、経費計上する年会費は2,800円、プライベート分は1,200円になります。

 

プライベート分については、事業主貸の勘定科目を使って仕訳を切ります。

 

仕訳例について

 

●JAFの入会金・年会費を現金で支払った。

 

借方金額貸方金額
諸会費6,000現金6,000

 

●事業用のクレジットカードで、JAFの年会費(事業7・プライベート3)を支払った。

 

日付借方金額貸方金額
決済日諸会費2,800未払金4,000
事業主貸1,200
引き落とし日未払金4,000普通預金4,000

 

JAFの入会金・年会費の消費税区分

 

個人会員の場合、JAFの入会金は2,000円・年会費は4,000円です。

 

JAFのサイトでは、入会金・会費は「非課税」と説明されています。

 

しかし、他の複数のサイトを見ると正確には「不課税」と説明されています。

 

消費税は「対価を得て行う役務の提供」にかかりますが、JAFの会費は対価とはみなされないというのがその理由です。

 

「非課税」か「不課税」はともかく、JAFの入会金や年会費に消費税がかからないことは間違いありません。

 

消費税の免税事業者の場合、消費税区分を気にする必要はありません。

 

JAFの対象車種やサービス内容

 

 

JAFのロードサービス対象車種には、下記の車やバイクなどが含まれます。

 

  • 普通乗用車
  • 軽自動車
  • 個人タクシー
  • トラック
  • バイクや原付

 

JAFのロードサービスは、「人」にかかりますので自分の車やバイクでなくても、サービスの対象となります。

 

例えば、会社や友人の車に同乗していたり、レンタカーなどを運転していてトラブルにあっても対応してもらえます。

 

また、下記のような車のトラブルは、一般料金で11,020円~34,990円かかりますがJAF会員であれば無料です。

 

  • スペアタイヤ交換
  • バッテリー上がり
  • キーの閉じ込み
  • 車のトラブルによるけん引(15kmまで)

 

ロードサービス以外にも、全国のさまざまなお店で優待サービスが受けられたり、「JAF+保険」でプラスαの会員優遇サービスが受けられるなどのメリットがあります。

 

JAFに未加入の場合は、メリットの多いJAFの加入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

公式サイト:JAF

 

事業で車を使用している方が、JAFに加入しておくことの必要性やメリットについては、軽貨物配達の個人事業主として開業しているヤスさんのサイト「軽貨物ライフワーク」の下記の記事が分かりやすくお勧めです。

 

関連記事:軽貨物でJAFが必要な理由3選!メリット・デメリットと口コミ・入会方法を画像で解説

 

まとめ

 

この記事では、JAFの年会費の勘定科目や仕訳例について取り上げました。

 

記事の主なポイントは次の通りです。

 

  • 使用する勘定科目は、諸会費、車両費、雑費
  • プライベート分は、事業主貸の勘定科目で処理する
  • 消費税はかからない

 

記事の内容が記帳作業の参考になれば幸いです。

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