必要経費を理解しよう!雑費の勘定科目を使用する際の注意点と仕訳の例

 

 

個人事業主が必要経費として計上できるものの中に雑費という勘定科目があります。
 
 
この記事では雑費の勘定科目を使う際の注意点や仕訳の例をいくつかご紹介します。
 
 
 

雑費とは

 
 
 
雑費とは、普段使用している勘定科目に該当しない、その他の費用に関してこの勘定科目で処理を行います。
 
 
例えば、臨時的な支出だったり小額の支出に関しては、その都度新しい勘定科目を作るとなれば手間がかかります。
 
 
それで、そのような支出に関してはまとめて雑費の勘定科目で処理を行います。
 
 
 

雑費を使用する際の注意点

 
 
 
よく雑費と消耗品費の勘定科目の使い方で混乱するケースが見られます。
 
 
雑費と消耗品費に関しては明確な区別はありませんが、一般的には少額で利用頻度が低いものについては雑費として処理するケースが多いです。
 
 
例えば、あなたの事業の経理処理に関して、消耗品費を多く計上するような場合は、一定の金額以下は雑費で処理するとか、消耗品費が少ない場合は全て消耗品費として処理するなど柔軟に対応できると思います。
 
 
ただし、雑費の金額が大きくなりすぎるなら税務署から指摘されるケースもありますので、可能な限り他の勘定科目で処理できるならそうした方がいいです。
 
 
上記でご説明した通り雑費の金額が大きくなってしまうならば、税務署の心証はあまり良くないですので、単に面倒だからという理由で雑費としてまとめて処理しようとするのはあまりお勧めできません。
 
 
勘定科目についての知識や理解を増やし、それぞれの支出に対応した勘定科目をできる限り使うようにすることをお勧めいたします。
 
 
当初は、使用していなかった勘定科目も、事業を続けていくうちにこれまで使用していない勘定科目に関する必要経費が徐々に増えていくケースも考えられます。
 
 
通常は一貫した処理が大事ですが、雑費の金額が大きくなりすぎるようなら、当初は使っていなかった勘定科目を途中から設定し処理するようにしてもいいと思います。
 
 
 

雑費に関する仕訳の例

 
 

引っ越し代金12万円を現金で支払った。

 
借方貸方
雑費 120,000現金 120,000
 
 
引っ越し代金の支払いです。引っ越しなどの臨時的な支出については雑費で処理します。
 
 

社員募集の求人広告を掲載し代金の5万円は事業用のクレジットカードで支払った。

 
借方貸方
雑費 50,000未払金 50,000
 
 
求人広告を掲載する場合も、臨時的な支出として雑費で処理します。
 
尚、事業用のクレジットカードで支払っていた5万円が口座から引き落とされた場合の仕訳は
 
借方貸方
未払金 50,000普通預金 50,000
 
 
上記のように処理します。
 
 

 

まとめ

 
 
 
雑費は、普段使用している勘定科目に該当しない費用を処理する際に使用します。
 
 
雑費と消耗品費に関して明確な区別はありません。ただし、一般的には使用頻度と金額が低い場合は雑費で処理することが多いようです。
 
 
雑費の金額が大きくなりすぎないように適宜対応する勘定科目を使って仕訳しましょう。
 
 
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

個人事業主のアラフォー男(ささぶね)です。 これまで、借金生活で苦労したりお金の知識がなかったばかりに余分な税金を払い続けてきた経験から、お金の知識の大切さを痛感。 その後、お金に関する勉強を始め日商簿記2級やFP2級・AFPを取得。 個人事業主のお金管理に役立つ内容を中心に情報発信しています。