【簿記】買掛金とは|勘定科目・仕訳例・未払金との違い

 

この記事では、買掛金の勘定科目についてご説明しています。

 

買掛金の意味や仕訳例、未払金との違いなどを確認できます。

 

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買掛金(かいかけきん)とは?

 

買掛金とは、商品を仕入れた際、まだ代金を支払っていない場合に使用する勘定科目です。

 

いわゆる「ツケ」のことです。

 

後から支払いをする義務が生じるので、貸借対照表の負債に表示されます。

 

消費税区分

 

消費税の対象外です。

 

仕訳例

 

●A商店から商品7万円を掛けで仕入れた。

 

借方金額貸方金額摘要
仕入70,000買掛金70,000A商店

 

●掛けで仕入れた商品代金7万円を、振込手数料(本人負担)432円と合わせて口座から支払った。

 

借方金額貸方金額摘要
買掛金70,000普通預金70,000◯月分/A商店

支払手数料432普通預金432◯月分/A商店 振込手数料

 

●掛けで仕入れた商品代金7万円を、振込手数料(相手負担)432円と合わせて口座から支払った。

 

借方金額貸方金額摘要
買掛金70,000普通預金69,568◯月分/A商店
支払手数料432◯月分/A商店 振込手数料
支払手数料432普通預金432◯月分/A商店 振込手数料

 

支払手数料は相手負担ですので、その分を差し引きます。

 

ですから一旦、支払手数料の勘定科目を貸方に記入しますが、その後振込手数料を口座から支払いますので、上記の仕訳となります。

 

この仕訳例に出てくる、支払手数料を相殺すると、結局は買掛金70,000/普通預金70,000となります。

 

ですから、振込手数料が相手負担の場合は、支払手数料の仕訳は省略して買掛金70,000/普通預金70,000とすることも可能です。

 

未払金との違い

 

未払金の勘定科目も、代金を後から支払う際に使用します。

 

ですから、買掛金との違いが分かりにくいと感じるかも知れません。

 

買掛金は商品や材料を仕入れた際、まだ代金を支払っていない場合に使用する勘定科目です。

 

未払金に関しては営業取引以外の購入について、まだ代金を支払っていない場合に使用します。

 

例えば、備品や消耗品などを購入する際に、クレジットカード決済をするような場合に未払金を使います。

 

未払金やクレジットーカード決済については、下記の記事にまとめていますのでご確認下さい。

 

関連記事:未払金の勘定科目を使用する際の注意点や仕訳について

関連記事:クレジットカードを使用した時の勘定科目や仕訳について

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