「マネーフォワードクラウド確定申告」で仕訳を登録する方法についてご説明しています。
2018年11月より、これまでの「MFクラウド確定申告」から「マネーフォワードクラウド確定申告」に名称が変わっていますが、サービス内容に変化はありません。
仕訳の方法について
この記事では「マネーフォワードクラウド確定申告」を使って取引の仕訳を登録する方法として、「自動取得したデータを仕訳する方法」と「手動で仕訳する方法」についてご説明しています。
操作に詳しくなれば、さらに仕訳の便利な機能を活用できると思いますが、「自動取得したデータを仕訳する方法」と「手動で仕訳する方法」を理解しておけば、期中の会計処理はできますので、この2つの方法をご説明しています。
自動取得したデータを仕訳する方法
「マネーフォワードクラウド確定申告」のトップページに登録されている金融機関の情報が表示されます。
自動取得したデータで、未仕訳の件数が表示されますのでクリックします。
クリックすると、自動取得されたデータが表示されます。
明細の内容から勘定科目が自動的に選択されていて、その仕訳で間違いなければ登録ボタンをクリックするだけで仕訳の処理が完了します。
ただし、訂正する必要のある取引もありますので、その方法をご説明したいと思います。
私の例でご説明しますと、5月25日の入金が本業の収入となるので勘定科目は売上高のままで良いのですが、4月27日のもしもアフィリエイトからの入金については訂正する必要があります。
私のように、アフィリエイトが本業ではなく副業の場合、アフィリエイトの収入は売上高ではなく雑収入で仕訳するのが基本です。
下記のように正しい勘定科目を選択してから、登録ボタンをクリックするだけでOKです。
登録すると、未仕訳一覧からデータが消えますが「会計帳簿」⇒「仕訳帳」と選択すると、下記のように複式簿記で仕訳が完了していることを確認することができます。
手動で仕訳する方法
次に、手動で仕分けする方法についてです。
この方法は、現金取引などデータを自動取得することができない取引の処理をする際に使用します。
「マネーフォワードクラウド確定申告」の画面から「手動で仕訳」⇒「振替伝票入力」を選択します。
手動で仕訳する方法としては、振替伝票以外にもあるのですが、「振替伝票入力」の画面が複式簿記で仕訳するのに一番分かりやすいと思い、この記事では振替伝票の画面でご説明したいと思います。
12月23日に3000円分の消耗品を現金で購入した場合の入力例です。
① 購入日を入力します。
② 借方、貸方の勘定科目を選択して、金額を入力します。ちなみに金額は借方か貸方のどちらかに入力すれば、もう一方にも同じ金額が自動で入力されます。
③ 仮に仕訳が複数行にわたる取引があれば、行追加をクリックすれば行数を増やすことができます。
④ 仕訳入力が完了したら、登録をクリックします。
「会計帳簿」⇒「仕訳帳」で確認すると、下記のように仕訳が登録されているのを確認できます。