荷造運賃とは?経費計上できる項目や仕訳例について

 

この記事では、荷造運賃という勘定科目についてご説明しています。
 
 
荷造運賃として含めることができる項目・仕訳例・通信費との違いを取り上げています。
 
 
 
※2017年2月14日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年4月11日に再度公開しました。
 
 
 

荷造運賃とは

 
 
 
荷造運賃とは、商品の荷造にかかる費用や、発送の際にかかる運賃を処理する際に使用する勘定科目です。
 
 
荷造にかかる費用の一例としては、下記のようなものが該当します。
 
 
  • ダンボール
  • ガムテープ
  • エアキャップ
  • 発泡スチロール
  • 包装紙
  • ひも
  • 結束バンド
 
上記のような荷造に使う梱包材については、荷造運賃で仕訳を切ります。
 
 
次に、発送の際にかかる運賃の一例です。下記のようなものが該当します。
 
 
  • 宅配便
  • バイク便
  • 航空便
  • ゆうパック
  • EMS(国際スピード郵便)

 

消費税区分

 
 
課税取引
 
 
※一部例外あり。例えば、商品を外国に発送する際にかかる運賃については不課税取引となります。
 
先程の例であれば、EMSなどが該当します。
 
 
 

荷造運賃の仕訳例

 
 
 

●商品を顧客に発送した際に、運送費2500円を現金で支払った。

 
 
借方金額貸方金額
荷造運賃 2,500現金2,500
 
 
 

●商品を顧客に発送した際に、梱包費2000円、運送費3000円、運送保険料500円を現金で支払った。

 
 
借方金額貸方金額
荷造運賃 5,500現金5,500
 
  
 
この仕訳例に関しては、運送保険料がポイントとなります。
 
 
保険料については支払保険料の勘定科目もありますが、この例では商品を発送する際の運送保険料となっています。
 
 
このような場合は、発送に関連する付随的な費用として、梱包材や運送費と合わせて荷造運賃として処理しますのでご注意ください。
 
 

●1万円の商品を掛仕入する際に1,500円の運送費を現金で支払った。

 
 
借方金額貸方金額
仕入11,500買掛金10,000
現金1,500
 
 
 
商品に関連した運送費ですので、1,500円は荷造運賃での処理が正しいように感じますが、商品購入にかかる付随費用は仕入に含めて処理します。
 
 
 

荷造運賃と通信費の違い

 
 
 
荷造運賃と似ている勘定科目に通信費があります。
 
 
荷造運賃は、商品の発送にかかる運賃を処理する勘定科目です。
 
 
一方で、通信費については書類(見積書・請求書・領収書)など、売上に直接関係のないものを発送する際にかかる費用を処理する際に用います。
 
 

 

荷造運賃(勘定科目)まとめ

 
 
 
荷造運賃は、商品の荷造や発送にかかる費用を処理する際に使う勘定科目です。
 
 
商品の仕入にかかる運送費は、付随費用として仕入金額に含めて処理します。
 
 
通信費は、売上に直接関係のない書類(見積書・請求書・領収書)などを発送する際にかかる費用を処理する際に使用します。
 
 
      

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ABOUTこの記事をかいた人

個人事業主のアラフォー男(ささぶね)です。 これまで、お金に関する無知が原因で経済的に苦労した経験から、お金の知識の大切さを痛感。 その後、お金に関する勉強を始め日商簿記2級やFP2級・AFPを取得。 個人事業主のお金管理に役立つ内容を中心に情報発信しています。