【経費】花代の勘定科目と仕訳例

  • 2020年8月7日
  • 2025年1月19日
  • 経費

この記事では、花代を経費計上する際の、勘定科目や仕訳例について取り上げています。

 

購入する目的に応じて勘定科目は異なりますので、ぜひ記事の内容を確認して下さい。

 

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花代の勘定科目

 

個人事業主が花代を経費計上する際に使用する勘定科目は、送る相手や購入する目的によって異なります。

 

例えば、自分のお店や店舗に飾るために購入する場合、使用する勘定科目は消耗品費です。

 

事業に関係する取引先などの相手に花を贈る場合は接待交際費、従業員が退職する際に、これまでの労をねぎらい花を贈るようなケースは福利厚生費の勘定科目を使います。

 

仮に花屋を営んでいて、売るための商品として花を購入する場合は仕入です。

 

このように、購入する目的や贈る相手によって勘定科目は変わりますのでご注意ください。

 

花代の仕訳例

 

下記は複式簿記の仕訳例です。

 

①自分のお店に飾るための花(2,000円)を購入して現金で支払った。

 

借方金額貸方金額
消耗品費2,000現金2,000

 

②得意先に贈るための花(4,000円)を購入し、事業用のクレジットカードで決済した。

 

日付借方金額貸方金額
購入日接待交際費4,000未払金4,000
引き落とし日未払金4,000普通預金4,000

 

クレジットカードで購入した場合、購入した時と口座から引き落とされた時の2回仕訳を切ります。

 

クレジットカードの場合は、購入日にはまだお金を支払っていないので、未払金という負債の勘定科目で処理をしておき、引き落とされた時に負債がなくなるので借方に未払金を記入します。

 

この結果、未払金は相殺されます。

 

③仕入れの際にかかった花代(20,000円)を事業用のクレジットカードで決済した。

 

日付借方金額貸方金額
購入日仕入20,000買掛金20,000
引き落とし日買掛金20,000普通預金20,000

 

基本的には②の仕訳と同じですが、仕入れの場合は未払金ではなく買掛金の勘定科目を使います。

 

まとめ

 

花代の勘定科目は、送る相手や購入目的によって異なることを抑えておきましょう。

 

  • 自分のお店や店舗に飾る・・消耗品費
  • 売るための商品として購入・・仕入
  • 取引先などの仕事の関係者に贈る・・接待交際費
  • 従業員に対して贈る・・福利厚生費
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