現金出納帳とは?|手書き・書き方・記入例【個人事業主向け】

 

この記事では、個人事業主が現金出納帳を手書きで記入する際の書き方や記入例、会計ソフトを利用する場合の注意点、帳簿付けを楽にする方法についてご紹介しています。

 

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現金出納帳とは?

 

現金出納帳は、現金のやり取りを記録する帳簿です。

 

全ての取引は、仕訳帳総勘定元帳と記録していきますので、現金取引が少なければ現金出納帳を作成する必要性は低いと言えます。

 

ですが、ある程度現金を使って経費の支払いや購入をしたり、売上を現金で受け取ることが多い事業主の方であれば、現金出納帳を作成することで現金の流れ(入出金の内容)や、現金残高も簡単に把握することができます。

 

現金出納帳の書き方と記入例

 

例えば、移動販売(キッチンカー)を営んでいて、以下の現金取引があった場合の現金出納帳の書き方と記入例をご紹介します。

 

8月1日・・残高250,000円

8月5日・・材料を仕入れた

8月17日・・ガソリン代を支払った

8月23日・・販売した

 

現金出納帳

日付

 

現金を支払った日、もしくは受け取った日を発生した取引順に記入します。

 

勘定科目

 

勘定科目は現金の相手科目を記入します。

 

摘要

 

取引の内容を記入します。月初は前月繰越と記入し、月末は合計と次月繰越を記入します。

 

なお、次月繰越とその金額については、赤字で記入します。

 

入金・出金

 

受け取った金額を入金欄に記入し、支払った金額は出金欄に記入します。

 

そして、月末に入出金の取引金額の合計を計算して、入金と出金の金額が合うかどうかを確認します。

 

なお、帳簿の締め方は、表にあるように金額の確認後に入出金や残高、日付の部分に2重線を引きます。

 

残高

 

入金や出金後の残高を記入します。

 

次月繰越の金額を翌月の1日の残高欄に記入します。

 

会計ソフトの注意点

 

会計ソフトの現金出納帳に入力する際の注意点としては、現金残高がマイナスになるケースがあることです。

 

これは、私も過去に経験しているのですが、取引を数ヶ月~1年分まとめて入力するような場合に起こりがちです。

 

会計ソフト上の現金出納帳には、現金残高がマイナスにも関わらず現金での支払が記入されいているという状況が生じる事があります。

 

個人事業主の取引でこうした状況が生じる場合は、預金口座からプライベートで引き出したお金の一部を現金勘定に振り替えることで残高のマイナスを解消できます。

 

預金口座からプライベートで引き出したお金は、事業主貸の勘定科目で仕訳しますが、その一部を現金の勘定科目にすることで帳尻を合わせることが可能です。

 

後からまとめて会計処理をするならば、お金の流れを正確には思い出せずこのような状況が生じる可能性があります。

 

事業用とプライベート用の財布をきちんと分けておくことや、取引の定期的な会計処理の習慣を保つよう心がけましょう。

 

帳簿付けの負担を減らす方法

 

現金出納帳は、現金の入出金が生じた場合に記入する帳簿です。

 

ですから、現金取引を可能な範囲で少なくできれば、帳簿付けの負担を軽減できます。

 

例えば経費などの支払いは、可能な範囲で電子マネークレジットカードなどを利用したり、売上に関してはキャッシュレス決済の導入なども検討できます。

 

会計ソフトには、データの自動取得に対応しているものがあるので、そうした機能を活用すれば電子マネーやクレジットカードなどの取引情報が取り込めます。

 

現金出納帳に手書きで記入するのと比べると、入力作業の量や手間が大幅に削減されるでしょう。

 

自分で帳簿付けをしている個人事業主で、事業以外の事務処理などにはなるべく時間を使いたくないと考える方も少なくないと思います。

 

今では事務処理を効率化するのに便利なサービスも多くなってるので、利用を検討してもいいかも知れません。

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特に、仕訳や勘定科目で止まりやすい人ほど、作業が前に進みやすくなります。

こんな方に向いています。

  • 操作が複雑な会計ソフトは苦手
  • 仕訳や勘定科目に自信がない
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私も青色申告を始めた頃は、税理士さんに頼ったり、簿記を勉強したりと遠回りをしました。

ところが、タックスナップを使うようになって、仕訳と申告準備の負担がかなり軽くなりました。

一方で、次のような方は無理に使わなくてもOKです。

  • すでに使い慣れた会計ソフトがある
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