銀行などの金融機関を利用する際にかかる、振込手数料を処理する勘定科目や仕訳例についてご説明しています。
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勘定科目について
銀行などの金融機関に支払う振込手数料は、基本的には支払手数料の勘定科目で処理をします。
雑費の勘定科目を使って処理することもできます。
ただし雑費の使用は少ない方がいいです。
雑費の金額が大きくなると、経費の詳細がわからなくなってしまうからです。(税務署などに対する印象も悪くなります)
ただし振込手数料は少額ですので、支払う回数が少なければ雑費でも問題ありません。
逆に振込手数料を支払う機会が多い場合は、支払手数料に補助科目を設定することもできます。
補助科目として振込手数料を設定しておけば、他の支払手数料との違いが分かりやすいので、経費の管理に有効です。
どの勘定科目を使用するにしても、一度決めた勘定科目は継続して使い続けるようにしましょう。
振込手数料の仕訳例
●ネットショップで21,000円の消耗品を購入し、振込手数料210円と合わせて口座から振り込んだ。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
消耗品費 | 21,000 | 普通預金 | 21,210 |
支払手数料 | 210 |
●A商店の売掛金70,000円が、振込手数料756円分を差し引かれて振り込まれた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
普通預金 | 69,244 | 売掛金 | 70,000 |
支払手数料 | 756 |
まとめ
銀行などの金融機関に支払う、振込手数料を処理する勘定科目は次の通りです。
- 支払手数料
- 補助科目を設定
- 雑費
状況に応じて勘定科目は使い分けることができますが、一度設定した勘定科目は基本的には変更せずに同じ科目を使用して会計処理をしましょう。