この記事では、普通預金の勘定科目についてご説明しています。
勘定科目を使用する際の注意点や、仕訳例などを確認できます。
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普通預金について
普通預金は、金融機関に現金を預けたり引き出す際に使用する勘定科目です。
また口座に報酬が振り込まれたり、家賃や水道光熱費、クレジットカードなどの引き落としがあった場合などに使用します。
普通預金は資産の勘定科目で、貸借対照表の流動資産に表示されます。
お金を銀行に預けている場合は預金といいますが、郵便局の場合は貯金といいます。
勘定科目は普通預金ですが、郵便局の口座についても普通預金を使って処理します。
普通預金の仕訳例
●A銀行の口座に現金3万円を預け入れた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
普通預金(A銀行) | 30,000 | 現金 | 30,000 |
●B銀行の口座から電気代7,000円が引き落とされた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
水道光熱費 | 7,000 | 普通預金(B銀行) | 7,000 |
●郵便局の口座に売掛金25万円が振り込まれた。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
普通預金(ゆうちょ銀行) | 250,000 | 売掛金 | 250,000 |
取引口座が複数ある場合
仕訳例にあるように、事業に関連した口座が複数ある場合、単に普通預金の勘定科目で処理しても、どの口座の取引なのか分かりにくくなります。
ですから、普通預金の補助科目を作って会計処理する方が、口座の状況を把握しやすくなります。
また、取引口座が複数ある場合、口座間の振り替えをするケースがあります。
銀行口座間の振り替えに関する会計処理については、下記の記事でご説明していますので併せてご覧ください。
参考:銀行口座間の資金移動(振替)の会計処理【クラウド会計ソフト】
貸借対照表の表示
記事の最初の方で、普通預金は資産の勘定科目なので、貸借対照表の流動資産に表示されることをご説明しました。
ただし、貸借対照表に表示される際は、普通預金と表示されるのではなく「現金及び預金」と表示されます。
この「現金及び預金」には、普通預金だけでなく定期預金や当座預金なども含まれます。
現金及び預金ですから、現金も含めた合計が表示されることになります。
期中の会計処理については、現金や預金の種類に応じて仕訳する必要があります。