必要経費を理解しよう!水道光熱費の計上の際の注意点と仕訳の例

 

必要経費として計上できるものに水道光熱費があります。
 
 
この記事では水道光熱費を計上する際の注意点と水道光熱費に関係する仕訳の例をいくつかご紹介します。
 
 
 

水道光熱費とは

 
 
 
これについては説明する必要はないかもしれませんが、水道光熱費とは水道代・ガス代・電気代が含まれます。
 
 
 

水道光熱費を計上する際の注意点

 
 
 
 
個人事業主の方の中には自宅の一部を仕事で使用しているという場合があると思います。
 
 
このような場合、自宅を仕事とプライベートの双方で利用していることになり、仕事で利用している分に関しては按分計算して事業分を水道光熱費として計上することになります。
 
 
この点に関して注意すべきなのは按分比率です。
 
 
水道代・電気代・ガス代をプライベートと事業用として厳密に計算することは難しいかもしれませんがそれぞれの仕事の実態に即した按分比率で計算する必要があります
 
 
それで水道光熱費の按分比率を計算する際には、例えば使用している時間の割合などを考慮して計算を行うことができるかもしれません。
 
 
そのように水道光熱費を計算するための根拠を説明することができるようにしておくなら、仮に説明が求められる状況が生じても問題なく対応することが可能です。
 
 
水道光熱費に関しては事業内容によって大きくその比率が分かれることになります。
 
 
例えば自宅兼店舗で食堂を経営しているような方であれば、電気代だけでなく水道代やガス代も経費として計上できますし按分比率も高くなるはずです。
 
 
 
 
 
一方、自宅でパソコンを使った在宅ワークを行っているような方であれば、電気代以外に水道代やガス代を合理的に費用として計上するのは難しいと思います。
 
 
このように事業内容によって電気代・ガス代・水道代をどのくらい経費として計上できるかは大きく変わってきますので、ご自身の事業内容に応じた合理的な按分計算を行って頂きたいと思います
 
 
経費計上のタイミングに関しては、本来であれば請求書に記載された月分で計上することになっていますが、毎月継続して行うならば支払日や口座からの振替日に経費計上することが認められており、実務ではそのような処理を行うケースが大半を占めているようです。
 
 

水道光熱費の仕訳の例

 
 
 
 

●自宅兼事務所として使用している水道光熱費の請求額が3万円でした。事業割合は40%です。その金額が事業用の口座から引き落とされていた。 

 
 
借方金額貸方金額
水道光熱費12,000普通預金30,000
事業主貸 18,000
 
 
このように水道光熱費に関しては按分計算を行い、事業に関係する分を水道光熱費として計上し、それ以外のプライベートでの使用に関しては事業主貸の勘定科目で処理します。
 
 
 

●自宅兼事務所の水道光熱費が2万円かかりました。事業割合は30%です。その金額が個人事業主の個人の口座から引き落とされていた。

 
 
借方金額貸方金額
水道光熱費6,000事業主借6,000
 
 
最初の例と異なり、今回は事業用の口座ではなく個人事業主の個人の口座から水道光熱費が引き落とされています。
 
 
この場合は水道光熱費として計上できる金額を借方に記入し貸方には事業主借という勘定科目を使って処理することになります。
 
 
尚、この場合は個人の口座からの引き落としですからプライベートで使用している1万4000円分は仕訳する必要はありません。
 
 
このように水道光熱費は按分計算して事業に関連した分だけを経費として計上します。
 
 
また水道光熱費に限ったことではありませんが、事業用の口座から引き落とされた場合と個人事業主の個人の口座から引き落とされた場合とでは仕訳の仕方が異なってきますのでご注意ください。
 
 

 

まとめ

 
 
 
電気代・ガス代・水道代は按分計算して事業で使用した分だけを水道光熱費勘定を使って経費計上します。
 
 
水道光熱費は事業内容によって経費計上できるものや金額が大きく異なる場合があります。
 
 
ご自分の事業内容を考慮して合理的な按分計算をしましょう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

個人事業主のアラフォー男(ささぶね)です。 これまで、お金に関する無知が原因で経済的に苦労した経験から、お金の知識の大切さを痛感。 その後、お金に関する勉強を始め日商簿記2級やFP2級・AFPを取得。 個人事業主のお金管理に役立つ内容を中心に情報発信しています。