機械装置の勘定科目について|耐用年数・償却方法・仕訳例

 

この記事では、機械装置の勘定科目についてご説明しています。

 

機械装置の耐用年数や仕訳例なども確認できますので、ぜひご覧ください。

 

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機械装置とは

 

機械装置とは、事業で使っている製造や加工などに必要な、機械、装置、運搬設備などを処理する際に使用する勘定科目です。

 

基本的に機械装置は、耐用年数に応じて減価償却によって費用計上します。

 

機械装置は、貸借対照表の有形固定資産に表示されます。

 

消費税区分

 

機械装置は、消費税の課税対象です。

 

機械装置の耐用年数

 

機械装置の耐用年数は、機械の種類ごとに設定されています。

 

主な機械装置の耐用年数については、下記の通りです。

 

農業用設備(7年)

 

林業用設備(5年)

 

食料品製造業用設備(10年)

 

印刷業・印刷関連業用設備

 

  • デジタル印刷システム設備・・4年
  • 製本業用設備・・7年
  • 新聞業用設備・・3年、10年

 

運輸に附帯するサービス業用設備(10年)

 

宿泊業用設備(10年)

 

飲食店業用設備(8年)

 

洗濯業・理容業・美容業・浴場業用設備(13年)

 

自動車整備業用設備(15年)

 

参照:国税庁 主な減価償却資産の耐用年数(機械・装置)

 

機械装置の償却方法

 

個人事業主の場合、原則定額法で減価償却費を計算します。

 

定額法は、機械装置の種類に応じて設定されている耐用年数の期間に基づいて、一定額の減価償却費を計上する方法です。

 

なお、減価償却資産の償却方法の届け出手続きを行えば、定率法での償却も可能です。

 

定率法は、減価償却する金額が年々少なくなっていく償却方法です。

 

機械装置の仕訳例

 

機械装置を購入した

 

●150万円の機械を購入して、運送費8万円と合わせて口座から振り込んだ。

 

借方金額貸方金額
機械装置1,580,000普通預金1,580,000

 

運送費などの付随費用は、購入金額に含めて仕訳します。

 

機械装置の減価償却をした

 

●決算時に、80万円で購入した機械の減価償却を行った。尚、耐用年数は10年で定額法で処理をした。

 

借方金額貸方金額
減価償却費80,000減価償却累計額80,000

 

機械装置を引き取ってもらった

 

●使用していた機械が古くなったので、業者に処分してもらった。

 

  • 取得価額・・120万円
  • 減価償却累計額・・105万円
  • 引取手数料・・2万円

 

借方金額貸方金額
減価償却累計額1,050,000機械装置1,200,000
固定資産除却損170,000現金20,000
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