スマホで確定申告するやり方|e-Taxの手順・必要なもの・よくある失敗を解説

スマホでの確定申告は難しいと感じる人もいますが、近年は国税庁の作成コーナーやe-Taxのスマホ対応が進み、以前より取り組みやすくなっています。

この記事では、不安を減らしながら進められるように、必要なものから事前の準備、送信までのやり方を分かりやすく解説します。

 

本記事のポイント

  • 税務署へ行かずに自宅で作成から送信、納税まで一貫して完結できる
  • マイナポータル連携により医療費や寄附金控除の入力を大幅に自動化可能
  • iPhone 8(iOS 16以上)やNFC対応Android端末が必須要件となる
  • 青色申告65万円控除はe-Tax送信と複式簿記等の要件を満たす必要がある

 

PR

タックスナップが気になっている方へ

日々の帳簿づけや確定申告準備を少しでもラクにしたい方は、タックスナップを一度試してみるのもおすすめです。特に「丸投げ仕分け」は、迷いやすい仕訳作業をまとめて進めやすい機能です。

私の場合は、 667件の取引が約2秒 で仕訳されました。ただし端末や通信状況などにより、処理時間は異なる可能性があります。

現在は30日間無料でお試しできます。まずは無料期間中に使い勝手を確認して、自分に合うかどうかを判断してみてください。

※仕訳後に、勘定科目や金額は念のため確認しておくと安心です。

🎁 紹介コードで1,500円OFF
招待コード:SC5RJEQK
(↑長押しでコピーできます)
※安心プラン(年払い)限定。
※適用条件は申込前にご確認ください。

クーポンは初回登録時に入力しておくとスムーズです。まずは無料期間中に使い心地を確認できます。

▶ 30日間無料でタックスナップを試してみる ※「丸投げ仕分け」の詳細や体験談を確認できる記事はこちら

確定申告が必要なケースと提出期限

 

最初に確定申告が必要なケースと提出期限について確認しておきましょう。

2025年分(令和7年分)の確定申告は、2026年2月16日から3月16日が提出期間です。

会社員でも副業所得が20万円を超えている場合や、高額な医療費を支払った場合などは、この期間内に申告を行うのが基本です。

申告の状況 やるべき対応 スマホ完結の可否
会社員で医療費控除のみ 作成コーナーで直接入力 可能
副業の雑所得が20万円超 スマホで収支を入力 可能
個人事業主(青色申告) 会計ソフト連携または直接作成 可能

期限を過ぎてしまうと、青色申告の特別控除額が減額されたり、無申告加算税が課されたりするリスクがあるため、スケジュール管理を徹底しましょう。

確定申告に慣れていない個人事業主の方は、「【2026年最新】個人事業主の確定申告ガイド|初めてでも安心!やり方・必要書類・経費まとめ」の記事も参考にしてください。

スマホで確定申告はどこまでできる?

 

スマホで確定申告:完了までの流れ
図解:スマホで確定申告の流れ

 

この章では、スマートフォンを使って完了できる作業の具体的な範囲と、事前に知っておくべき制限事項について整理します。

結論から言いますと、所得税の申告書作成から送信、さらには納税の手続きまで、ほぼ全てのプロセスがスマホで完結可能です。

申告期間中は、メンテナンス時間を除き原則24時間利用できるため、深夜や休日でも自分のペースで進められるのが大きな利点です。

ただし、還付金の振込時期は目安として3週間程度かかるため、早めの対応が推奨されます。

スマホで完結できる範囲(作成→送信→納税の流れ)

具体的には、国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセスし、画面の指示に従うだけで計算から提出まで行えます。

マイナンバーカードによる本人確認も、スマホのNFC機能を使えば、外付けのカードリーダーは不要です。

納税についても、クレジットカード払いやスマホアプリ納付、銀行振替などが選択でき、外に出ることなく自宅で納税義務を果たせます。

このように、スマホの確定申告は書類の郵送や窓口提出の手間がゼロになるのが最大の魅力です。

スマホだとやりにくいケース

一方で、取引件数が多い個人事業主や、複雑な減価償却の計算が必要な場合などは、画面の小ささがネックになるかもしれません。

大量の数値を一つずつ小さな画面で打ち込む作業は、誤入力を招きやすく、視覚的な疲労も蓄積しやすいと言えるでしょう。

このようなケースでは、大画面のパソコンで入力を行い、最終的な署名と送信だけをスマホで行うハイブリッド方式が効率的です。

自分の申告内容に合わせて、スマホでの確定申告を検討してください。

スマホの確定申告に必要なものチェックリスト

 

スマホの確定申告に必要なもののチェックリストのスライド
図解:申告に必要なものチェックリスト

 

ここでは、手続きを始める前に手元に揃えておくべき必須アイテムと、端末の細かな動作要件を紹介します。

作業の途中で「対応していなかった」と手が止まらないように、事前のチェックを徹底しましょう。

特に注意が必要なのは、iPhoneのモデル選びです。

マイナポータルアプリの最新の動作環境は、iPhone 8以降かつiOS 16以上と規定されています。

以前のモデルであるiPhone 7などでは、カードの読み取りに対応していてもアプリが正常に動作しない恐れがあるため、端末情報を確認してください。

Androidについても、NFC機能が搭載されていることが必須条件となります。

これを理解した上で、以下の内容を確認していきましょう。

必須:マイナンバーカード方式(推奨)とは

マイナンバーカード方式は、カードに内蔵された電子証明書を利用して本人認証を行う方法です。

税務署へ事前に出向いてIDを発行してもらう手間が省けるため、カードさえあれば今すぐ電子申告を開始できます。

現在、スマホを使って確定申告するうえで、最も推奨されている申告方法です。

スマホの対応機種の確認方法

自分のスマートフォンが適合しているかどうかは、マイナポータルの公式サイトで公開されている対応機種一覧で確認するのが最も確実です。

多くのAndroid端末では、おサイフケータイなどのマークがある場所が読み取り位置になりますが、機種ごとに微妙に異なります。

カードをかざしても反応しない場合は、位置を数センチずらしてみたり、スマホケースを外したりすることで解決するケースが多々あります。

公式情報を確認し、自分の端末の読み取り位置を把握しておきましょう。

参考:マイナポータルアプリに対応しているスマートフォン等を教えてください。|マイナポータル

マイナポータル連携を使う人の追加準備(医療費/ふるさと納税/保険など)

医療費控除やふるさと納税の入力を簡略化したい方は、マイナポータル連携の準備を急いでください。

連携によりデータが自動反映されますが、医療費通知情報の取得は例年2月9日以降となるなど、取得時期に制限がある点に注意が必要です。

また、ふるさと納税の各ポータルサイト側での事前の連携設定も欠かせません。

全ての証明書が自動で集まるわけではなく、非対応の機関については手入力が必要になるため、原本の書類も念のため手元に残しておきましょう。

参考:国税庁 マイナポータル連携特設ページ

国税庁「確定申告書等作成コーナー」のスマホ手順

 

この章では、実際に操作する際の画面に沿って、迷いやすいポイントを重点的に解説します。

効率よく送信まで行うための手順を確認して、作業時間を大幅に短縮していきましょう。

STEP1 事前準備(マイナポータルアプリ/カード読み取り準備)

まずはアプリストアから最新のマイナポータルアプリをダウンロードしましょう。

起動後、マイナンバーカードの読み取りテストを行ってください。

読み取り時に「カードを動かさないでください」という指示が出たら、スマホをカードの上に固定して数秒程度待ちます。

この動作が完了すれば、ブラウザでの申告書作成中にスムーズに本人確認ができるようになります。

STEP2 確定申告書作成コーナー 作成の流れ

ブラウザで国税庁の「確定申告書作成コーナー」を開き、作成開始をタップします。

国税庁の「確定申告書作成コーナー」作成開始の画面

次に作成のステップが表示されますので、確認して下さい。

確定申告書作成コーナーでの申告手順

所得税の確定申告の場合、次の手順で進みます。

①申告準備

②収入等入力

③控除等入力

④その他入力

⑤送信または印刷

⑥データ保存等

確認したら次へをタップします。

作成する申告書等の選択画面が表示されるので、作成する申告書等と申告年分を選択します。

そのあとに、マイナンバーカードの有無と、スマホがマイナンバーカードの読み取りに対応しているかどうかを選択します。

マイナンバーカードを持っていて、スマホも対応している場合は、以下の赤枠にあるように、e-Tax(マイナンバーカード方式)が利用可能と表示されます。

e-Taxに対応しているという説明文が表示されている画像

マイナポータルの利用の有無を選択して、次に進むと、e-Taxへログインする画面に移管します。

 

STEP3 申告データ入力(収入/経費/控除)

ログインすると、以下の画面になりますので、ここから「確定申告を行う」をタップして、①から⑥の順番で画面の内容を確認しながら入力していきます。

確定申告書作成コーナーにログインした画面

できれば、一気に作業を行うことをおすすめしますが、もし途中で作業を中断するときは、必ず一時保存ボタンを押し、ファイルをスマホ内に残す習慣をつけましょう。

一通り入力と入力内容の確認が終われば、いよいよ送信です。

確定申告書作成コーナー送信画面

無事に送信が完了したら、以下の画面が表示されます。

実際に、2026年3月9日に確定申告書作成コーナーから送信完了した後の画面

STEP4 送信後にやること(受信通知の確認、保存、控え)

送信完了の画面が表示されたら、必ずメッセージボックスに届く受信通知を確認してください。

これが、あなたの申告が国税庁に受理されたという唯一の公的な証拠になります。

通知内容と一緒に、申告書の控え(PDFファイル)を必ずダウンロードして、スマホ内のフォルダやクラウドストレージに保存しておきましょう。

後の融資手続きや所得証明などが必要な場面で、このデータが紙の控えの代わりとして利用できます。

スマホの確定申告で“よくあるトラブル”に関するQ&A

 

ここでは、スマホでの確定申告の途中で多くの人が直面するトラブルや、その対処法をまとめました。

 

Q:マイナンバーカードが読み取れず、先に進めません。
まずはスマホケースを外し、平らな場所でカードの上にスマホを置いてください。読み取り位置は機種により異なります。また、NFC設定がオンになっているか、機内モードになっていないかも合わせて確認しましょう。

 

Q:暗証番号を忘れてしまいました。自宅でリセットできますか?
署名用(英数字6〜16文字)であれば、数字4桁の利用者証明用パスワードを覚えている場合に限り、コンビニの専用端末で初期化・再設定が可能です。ただし、両方のパスワードを忘れてしまった場合は、お住まいの市区町村窓口へ出向く必要があります。5回ロックされる前に、心当たりのある番号を一度確認してみてください。

 

Q:スマホで作成したデータは、来年も使えますか?
はい、送信後に保存できる「.data」形式のファイルを残しておけば、来年の申告時に基本情報を引き継ぐことができます。住所や氏名、振込口座の再入力を省けるため、必ずファイルを保存しておきましょう。

 

確定申告はスマホとPCどちらが早い?

この章では、確定申告をするならスマートフォンとパソコンのどちらが早いのかを解説します。

実際には、どちらが早いか、作業がしやすいかは状況によって変わります。

大切なのは、それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことです。

「スマホのほうが絶対に早い」「PCのほうが便利」と決めつけるのではなく、申告内容に応じて使い分けるのが現実的です。

申告内容がシンプルならスマホが早い

ふるさと納税の寄附金控除や、医療費控除を受けるための還付申告など、比較的シンプルな申告であれば、スマホのほうがスムーズに進めやすいでしょう。

パソコンを起動して準備するよりも、スマホでそのまま入力を始めて送信まで済ませたほうが早いケースは少なくありません。

特に、マイナンバーカードの読み取りをスマホだけで行える点は大きなメリットです。

追加機器が不要なため、はじめて確定申告をする人でも取り組みやすい方法といえます。

入力が多いならPCも便利

一方、記帳する取引が多い場合や、入力項目が多い場合は、パソコンのほうが作業しやすい可能性が高いです。

大きな画面で全体を確認しながら、キーボードで効率よく入力できるため、申告データの作成はPCで行いたいと考える人も多いと思います。

迷うなら、まずはスマホから試す

どちらを使うべきか迷っているなら、まずはスマホで確定申告書等作成コーナーにアクセスしてみるのがおすすめです。

操作しやすいと感じれば、そのままスマホで進めればよいでしょう。

一方で、数字の入力が多くてやりにくい、画面が見づらいと感じた場合は、無理をせずPCに切り替えるのが賢明です。

自分が作業しやすい方法を選ぶことが、結果的に最短で申告を終わらせることにつながります。

関連記事:確定申告はスマホとパソコンどっちが早い?最短で終わる選び方を解説

“スマホで完結”を加速させる方法

 

ここでは、申告作業そのものをより楽にするための時短ツールについて紹介します。

国税庁のサイトをそのまま使うよりも、さらに手間を減らせる方法が存在します。

会計アプリを使う

クラウド会計ソフトのアプリ版を利用すると、銀行口座やクレジットカードの明細が自動的に取り込まれます。

つまり、自分ですべき作業は、AIが提案した仕訳が正しいかを確認してボタンを押すだけになります。

これにより、手入力によるミスが発生しにくくなり、効率よく作業を行うことができます。

時間の節約だけでなく、正確性も担保されるのは大きなメリットです。

選び方

ツールを選ぶ際は、自分の事業規模や職種、スマホでの操作感などを考慮しましょう。

例えば、スキマ時間を利用して仕訳を済ませたいなら、スマホアプリのユーザーインターフェースが直感的であるものを選びましょう。

自分に合ったツールが見つかれば、確定申告へのハードルは大幅に下がるはずです。

関連記事:個人事業主向けのおすすめ会計ソフト11選!料金やサービス内容を詳しく解説

タックスナップなら“スマホ+マイナンバーカード”で確定申告が完了

もっと直感的に、アプリ感覚で全てを終わらせたいというニーズに応えるのが、スマホ特化型の会計アプリであるタックスナップです。

これまでの会計ソフトとは一線を画す操作性が話題となっています。

取り込んだデータをスマホでスワイプするだけで、経費とプライベートの仕訳処理ができるとても便利なアプリです。

このサービスは、個人事業主やフリーランス、副業をしている方向けのサービスで、国税庁のサイトが使いにくく難しいと感じてしまう方にとっては、非常に心強い味方になるはずです。

向いている人/向かない人

タックスナップが向いているのは、日常の記帳から確定申告までを全てスマホ一台で終わらせたい人です。

青色申告に必要な記帳作業が、スワイプ処理で完了するため、会計処理や確定申告の準備にかける時間を大幅に削減できるのが、このサービスの最大のメリットの1つです。

一方で、法人の申告や、農業簿記などの特殊な勘定科目を使う会計処理には、現時点では対応していません。

自分の事業に対応している個人事業主やフリーランスの方は、無料で使えるお試し期間を活用して操作性を試してみることをお勧めします。

私は実際にタックスナップを使っていますが、「丸投げ仕分け」の機能が特におすすめです。

私の場合は、取り込んだ667件の取引データが、わずか2秒で仕訳が完了しました。

実際の体験談を画像や動画で確認したい場合は、「タックスナップの口コミと評判は?実体験とセミナー参加で徹底検証【画像・動画あり】」の記事にまとめていますのでご覧ください。

公式サイト:タックスナップを無料で試してみる

まとめ

 

スマートフォンによる確定申告は、今や特別なことではなく、効率的でスタンダードな方法となりました。

スマホでの確定申告の際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • iPhone 8以降かつiOS 16以上の環境を確保する
  • マイナンバーカードの暗証番号を事前に把握する
  • マイナポータル連携は取得時期に注意する
  • 青色申告65万円控除はe-Tax送信と複式簿記のセットで実現する

2026年の確定申告期間は、3月16日までです。

送信後の受信通知と控えPDFの保存までがセットであることを忘れずに、スムーズに手続きを終えてください。

この記事が、スマホでの確定申告を行う方にとって参考になれば幸いです。

※免責事項:本記事の情報に基づいた結果についての一切の責任は負いかねます。なお、税制は毎年改正される可能性があるため、最終的な判断の際は必ず国税庁の最新情報を確認するか、必要に応じて税務署や税理士等の専門家へ相談することをお勧めします。

記帳作業を、迷わず進めたいなら

記帳作業を「なるべく迷わず・早く」終わらせたい方は、タックスナップが合うかもしれません。

特に、仕訳や勘定科目で止まりやすい人ほど、作業が前に進みやすくなります。

こんな方に向いています。

  • 操作が複雑な会計ソフトは苦手
  • 仕訳や勘定科目に自信がない
  • スマホだけで完結したい

私も青色申告を始めた頃は、税理士さんに頼ったり、簿記を勉強したりと遠回りをしました。

ところが、タックスナップを使うようになって、仕訳と申告準備の負担がかなり軽くなりました。

一方で、次のような方は無理に使わなくてもOKです。

  • すでに使い慣れた会計ソフトがある
  • 多機能や分析を重視したい
  • 会計知識を深く学びたい

いずれにしても、最初から有料にする必要はありません。

まずは無料で触ってみて、続けられそうかどうかだけ確認してから判断するのが安心です。

途中で合わないと感じたら、無料期間中に解約すれば料金はかかりません。

\30日間無料キャンペーン中/

>個人事業主のお金に関する情報メディア「個人事業主プラス」

個人事業主のお金に関する情報メディア「個人事業主プラス」


主に個人事業主のお金に関する情報発信を通じて、ご覧頂く方のお役に立つメディアを目指しています。