Squareのスマホでタッチ決済は、スマホだけで簡単に決済を受け付けることができる革新的なサービスです。
これまでは特定のAndroid端末にしか対応していませんでしたが、ついにiPhoneにも対応可能となりました。
スマホ1台で簡単に決済を受け付けられるこのサービスについて、詳しく解説します。
2024年5月よりSquare「Tap to Pay iPhone」開始
Squareは、iPhoneでのTap to Payサービスを開始しました。Tap to Payは、スマホで決済を受け付けることができるサービスです。
これまでは、特定のAndroid端末に対応していましたが、iPhoneは対象外でした。
キャッシュレス決済の波は、世界中で急速に広がりを見せています。 SquareのTap to Payは、その最前線に立つサービスの一つであり、特に小規模事業者や個人事業主にとって、導入メリットは多いです。 &n[…]
ですが、2024年5月からiPhoneも対応可能となりました。
これにより、専用の決済端末がなくても、iPhoneだけで簡単にタッチ決済を受け付けることができます。
カードリーダーがなくても、iPhoneだけでタッチ決済対応カードやApple Payなどのモバイルウォレットを受け付けできるので、特に小規模事業者にとって非常に便利な決済方法です。
このサービスの最大のメリットは、専用の決済端末を購入する必要がない点です。
既存のiPhoneを活用できるため、初期費用がかかりません。
例えば、イベントなどで急遽決済手段が必要になった場合でも、iPhoneさえあればすぐに対応できます。
また、設定も非常に簡単です。
SquareのPOSレジアプリをダウンロードし、iPhoneの設定でNFCを有効にするだけで準備が完了します。
お客さまがタッチ決済対応カードやApple Payを持っていれば、それをiPhoneにかざすだけで決済が完了します。
しかし、このサービスには注意点もあります。
例えば、電子マネーによる決済は受け付けられないため、クレジットカードやApple Pay以外の支払い方法には対応していません。
また、現時点では、最新のiOSを搭載するiPhone(iPhone XS以上)でなければサービスを利用できないのでご注意ください。
公式サイト:Square
Square「スマホでタッチ決済」の手数料
Squareのタッチ決済を利用する際の手数料は、非常にシンプルでわかりやすいです。
結論から言うと、決済手数料は3.25%です。追加の固定費や解約費用、売上金の振込手数料は一切かかりません。
Squareのタッチ決済では、決済ごとに3.25%の手数料が発生します。この手数料には、全てのセキュリティ対策やサポートが含まれているため、安心して利用できます。
例えば、1,000円の決済があった場合、32.5円の手数料が引かれる形です。
また、この手数料には隠れたコストが一切ありません。例えば、通常の決済サービスでは、月額費用や長期契約が必要な場合がありますが、Squareではそのような費用はかかりません。
このため、初めてキャッシュレス決済を導入する事業者でも安心して利用できます。
さらに、Squareの手数料は一律ですので、利用者にとって非常に分かりやすいです。例えば、高額取引が多い場合でも、手数料率が変わることはありません。これにより、予算管理もしやすくなります。
ただし、注意点として、タッチ決済対応のカードやスマートフォンが必要です。また、サインレス決済には1回あたり15,000円の上限があり、これを超える場合は署名や生体認証が求められます。
このように、Squareのタッチ決済手数料はシンプルで透明性が高く、多くの事業者にとって利用しやすい設定となっています。コストを抑えつつ、安心してキャッシュレス決済を導入したい方に最適です。
15,000円を超える決済時のサイン&生体認証
Squareのタッチ決済では、通常サインレスで取引が完了しますが、一定の条件下ではサインが必要になることがあります。
具体的には、15,000円を超える決済では、カード所有者の署名が求められます。これにより、不正利用のリスクを減らすことができます。
例えば、お客さまが高額な商品を購入する場合、タッチ決済を行った後に、端末に署名を求める画面が表示されます。この際、購入者は端末に指でサインをすることで決済が完了します。
また、モバイルウォレット(Apple PayやGoogle Payなど)を使用する場合、15,000円を超える取引では生体認証(Touch IDやFace ID)が必要になります。これにより、さらに安全性が高まります。
サインが必要な場合は、手間がかかると感じるかもしれませんが、安全性を高めるための重要なプロセスです。お客さまにもその旨を説明し、理解を求めると良いでしょう。
このように、Squareのタッチ決済では基本的にはサインレスで簡単に取引が行えますが、高額取引においてはサインや生体認証が求められるため、安心して利用できる仕組みとなっています。
Squareの多様な支払い方法
Squareでは、多様な支払い方法に対応しています。
クレジットカード、デビットカード、モバイルウォレット(Apple PayやGoogle Pay)、QRコード決済など、さまざまな方法で支払いを受け付けることができます。
まず、Squareで最も一般的に利用されるのがクレジットカードやデビットカードです。
主要なカードブランドに対応しており、以下のカードをタッチするだけで簡単に決済が完了します。
支払い方法 | 対応ブランド | 備考 |
---|---|---|
クレジットカード | Visa, Mastercard, American Express, JCB | 店頭やサービスの支払いに広く利用されています。 |
デビットカード | Visa, Mastercard, JCB | 銀行口座から直接引き落としが行われます。 |
加えて、モバイルウォレットも利用可能です。
Apple PayやGoogle Payを使用することで、スマートフォンをかざすだけで支払いができます。
これにより、顧客はカードを取り出す手間が省け、よりスムーズに支払いを行うことができます。
支払い方法 | 使用方法 | 備考 |
---|---|---|
Apple Pay | iPhoneをかざす | 簡単でセキュリティも高い支払い方法です。 |
Google Pay | Androidスマートフォンをかざす | 利便性が高く、多くのAndroid端末で利用できます。 |
さらに、SquareはQRコード決済にも対応しています。
これは、PayPayなどのQRコードを使用した決済サービスを利用する顧客にとって非常に便利です。
支払い方法 | 利用例 | 備考 |
---|---|---|
QRコード決済 | PayPay | スマートフォンでQRコードをスキャンするだけで支払いが完了します。 |
ただし、Squareが対応していない支払い方法もあるので注意が必要です。
そのため、導入前に自分のビジネスに必要な支払い方法がSquareで対応しているかを、よく確認することが重要です。
公式サイト:Square
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キャンペーン概要
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対象者:キャンペーン期間中にSquareに新規登録した加盟店
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例えば、通常3.25%の手数料が発生する取引で、差額となる0.75%分をキャッシュバックのような形でSquareアカウントにクレジットとして付与いたします。この手数料クレジットは、11月中に付与予定です。
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記事のまとめ
この記事では、Squareのスマホでタッチ決済の特徴や導入メリットについてご紹介しました。
以下に記事の主なポイントをまとめます。
- 2024年5月よりSquare「Tap to Pay」がiPhoneに対応開始
- iPhoneで専用決済端末なしでタッチ決済が可能
- 専用端末購入不要で初期費用がかからない
- イベントやポップアップショップで急遽対応可能
- 決済手数料は3.25%で追加の固定費や解約費用なし
- サインレス決済は15,000円の上限あり
- 高額取引時は署名や生体認証が必要
- 最新のiOSを搭載したiPhone(iPhone XS以上)が必要
Squareのタッチ決済はiPhoneにも対応しており利便性が増しています。
是非、Squareの便利なタッチ決済の導入を検討してみて下さい。