資金繰りを考える際に、最初に考慮したいのは公的制度です。
その中でも助成金を活用するメリットは大きいです。
助成金を利用できる立場なのに活用していないとすれば、大きな損をしていると言っても過言ではありません。
今回は助成金を積極的に活用すべき理由や、利用できる助成金の種類や申請代行サービスについて取り上げています。
助成金とは何か?
助成金とは、雇用の維持や促進、人材育成などの目的で支給されます。
厚生労働省が管轄している助成金ですが、その財源は雇用保険です。
助成金は補助金とは違って、条件を満たせば基本的に全ての企業がもらえます。
補助金には審査があり、申請してもすべての人が受給出来るわけではありません。
助成金は個人事業主も利用可能で、労働者を1人でも雇っていて雇用保険に加入していれば原則受給可能です。
昨今のコロナ禍で、特に雇用を守るための助成金は手厚くなっています。
助成金は、申請の要件さえ満たしていれば必ず受給することができ返済も不要ですので、事業主にとって申請するメリットは大きいです。
専門家に依頼したほうがいい理由
助成金は貰えるお金ですから、利用者も多いのではと考えるかも知れませんが、実際はそうではありません。
助成金の申請率は、説明されているサイトによって数字が異なりますが、6%~20%程度のようです。
実際に助成金を活用している企業や個人は少ないのが現状だと言えるでしょう。
その原因の1つは、助成金の種類が多く自分が利用できる助成金を把握し辛いことが考えられます。
助成金は、毎年数百種類から1000種類以上も新しく出されます。
これだけ多くの助成金の中から、自分も利用可能なものを把握するのは難しいです。
仮に自分が利用できる助成金について把握できたとしても、手続きが面倒なケースも多く毎年申請が必要なものも少なくありません。
貰える助成金の情報や手続きの方法を自分で調べて申請するのも不可能ではありませんが、忙しい多くの事業主にとってはハードルが高いと言わざるを得ません。
それでも自分で調べて申請手続きがしたい場合は、厚生労働省のサイトなどを参考にすることをお勧めします。
厚生労働省のサイトには、事業主が利用できる主な助成金が掲載されています。
また、雇用関係助成金検索ツールなども用意されていて、取扱内容や対象者のキーワードから助成金を検索することができます。
助成金の種類によっては、申請に必要な書類をダウンロードできたり、申請方法などがPDFや動画でも確認できます。
社労士や税理士だったら誰に頼んでもいい?
自分で助成金の情報を調べて手続きするのも不可能ではありませんが、忙しい中情報収集や手続きの時間を確保するのは大変です。
手数料などの条件にもよりますが、できれば専門家に依頼した方が無難でしょう。
依頼する専門家としては、社労士や税理士などが考えられます。
ですが、社労士や税理士であれば誰でもいいと言うわけではありません。
先程も説明したように、助成金は、毎年数百種類から1000種類以上も新しく出されます。
社労士や税理士の全てが、助成金の専門家という訳ではありませんから、対応しきれなかったり対応可能でも手数料が高くなるケースがあるようです。
社労士や税理士への依頼を検討する場合でも、安心して助成金の申請手続きを任せられるかどうかを確認したほうが良いでしょう。
助成金の無料診断・申請代行サービス
ご自身の状況で、受給可能な助成金があるかどうかの無料診断・申請代行サービスを利用することもお勧めです。
株式会社excellが運営するサイト(match)を利用すれば、わずか30秒で助成金が受給出来るどうかの確認が可能です。
株式会社excellは、中小企業に特化した国内No.1の助成金コンサルティングサービスを提供しており、月間100社以上の事業主が利用しています。
手数料も業界最安水準ですので、まずは受給可能な助成金の情報だけでも調べてみてはいかがでしょうか?
全国の60所以上の助成金専門社労士団体によりサービスが提供されますので、安心して任せられますしお住いの地域に関わらず利用できます。
個人事業主でも、社員を雇用していて雇用保険に加入していれば申請可能です。