少額ファクタリング対応の会社7選!10万円~30万円ほどの売掛金で即日利用も可能

 

この記事は、迅速に少額の資金調達をしたいと考えている、法人や個人事業主向けの内容となっています。

 

ファクタリングの利用を検討している法人や個人事業主の方が、事前に確認しておけば安心してファクタリングを利用できる情報をまとめています。

 

少額ファクタリングが利用可能で対応も早い、おすすめ業者もご紹介していますので参考にして下さい。

 

10万~30万程度の少額で利用可能なおすすめファクタリング会社7選

 

 

これから、個人事業主やフリーランスも最短即日で利用可能な少額取引OKのファクタリング会社についてご紹介したいと思います。

 

この記事でご紹介しているのは、金額の下限が定められていないファクタリング会社や、下限が定められていても30万円以下と少額からの利用が可能なファクタリング会社です。

 

10万円・20万円・30万円ほどの売掛金に応じて、利用可能なファクタリング会社をご紹介していますので参考にして下さい。

 

売掛債権の金額に加えて、手数料や入金までの日数など、他の条件面も比較考慮した上で、ファクタリング会社を選んでいただきたいと思います。

 

下限設定なし

 

アクセルファクター

 

ファクタリング会社名株式会社アクセルファクター
設立年月日2018年10月
本社所在地東京都新宿区高田馬場1丁目30−14 コルティーレ高田馬場 1F
代表取締役社長本成 善大
資本金2億8,447万円(グループ総資本)
対象法人
個人事業主
ファクタリング手数料1~10%
取扱額~1億円
スピード最短即日(5割以上)
その他年間相談件数3000件
買取申込額290億円超
専属担当者によるサポート
全国対応
オンライン対応

 

アクセルファクターは、ネクステージ株式会社のグループ企業で、2018年10月にファクタリング事業を行うために設立されました。

 

年間相談件数が3000件にのぼり、買取申込額も290億円超と取引実績が豊富なファクタリング会社です。

 

アクセルファクターは、“全ての企業のセーフティネットでありたい”という理念から、売掛債権の下限金額は一切設定されておらず、少額の売掛債権であっても相談に応じています。

 

また、申込者の5割以上が即日振込されていることから、緊急な資金調達を望む多くの事業者に対して、実際に素早い対応を行っているファクタリング会社であることが分かります。

 

特に、緊急な資金繰りに対応したい場合は、まずアクセルファクターへ相談することをお勧めします。

 

 

QuQuMo(ククモ)



ファクタリング会社名株式会社アクティブサポート
設立年月日2019年2月
本社所在地東京都豊島区東池袋3-9-12 ニットービル9階
対象法人
個人事業主
利用可能額金額上限・下限なし
手数料1%~14.8%
資金調達日数最速2時間
手続方法オンライン完結
その他債権譲渡登記の設定は不要
必要書類は2点のみ(請求書・通帳)

 

株式会社アクティブサポートが運営するQuQuMo(ククモ)は、ファクタリングの利用可能金額の下限が設定されておらず、少額からの利用が可能なファクタリング会社です。

 

加えて以下のような特徴がありますので、利用しやすいファクタリング会社だと言えます。

 

  1. 入金が早い
  2. 手数料が割安
  3. セキュリティー面で安心

 

QuQuMo(ククモ)の場合、入金までの時間が最速で2時間と非常に素早い対応をしてもらえます。

 

またQuQuMo(ククモ)の手数料は、1%~14.8%ですから相場と比べても高くはありません。

 

QuQuMo(ククモ)はオンライン取引に対応しており、クラウドサインを導入していますので、セキュリティ面でも安心して利用することができます。

 

10万円

 

株式会社 No.1



ファクタリング会社名株式会社No.1
設立年月日平成28年1月7日
本社所在地
〒171-0014 東京都豊島区池袋4丁目2−11 CTビル3F
代表取締役社長浜野 邦彦
資本金10,000,000円
対象個人事業主
ファクタリング手数料1%~15%
最低取扱額10万円
最高取扱額5,000万円
スピード最短60分
その他全国対応・オンライン完結可能
初回手数料50%割引
他社より高額買取保証
クラウドサイン

 

株式会社No.1が運営する、個人事業主に特化したファクタリングサービスは、利用可能金額の下限が10万円から設定されています。

 

株式会社No.1のサービスをお勧めする理由は、次の通りです。

 

  • 安心のセキュリティ
  • 入金まで最短60分
  • 手数料が安い(初回50%割引あり)

 

株式会社No.1は、オンライン取引が可能な全国対応のサービスを提供しています。

 

安心のクラウドサインを導入しており、入金までの時間が最短で60分と非常に素早い対応が期待できます。

 

また、手数料も1%〜15%と割安なのですが、初めてNo.1のファクタリングを利用する場合、初回買取手数料50%割引もしくは他社よりも高額買取保証付きといったメリットがあります。

 

No.1のファクタリングを利用したことがなければ、他社との相見積もりを取るなどして、サービス内容の違いを確認してみるのもお勧めです。

 

PayToday



ファクタリング会社名PAYTODAY
設立年月日平成28年4月
本社所在地東京都港区南青山2-2-6 ラセーナ南青山7F
対象経営者・自営業・フリーランス
2社間ファクタリング手数料1%~9.5%
最低取扱額10万円
最高取扱額上限設定無し
スピード最短即日
その他●全国対応(オンラインで完結)
●最短45分で審査
●無税化ファクタリング対応

 

PAYTODAYは、調達可能額が10万からとなっており少額取引に対応したファクタリング会社です。

 

PAYTODAYを利用するメリットとしては、何と言っても手数料が安いことです。

 

手数料は1%~9.5%に設定されています。

 

2社間ファクタリングでも、手数料の上限が9.5%に設定されていますので、相場と比べてもかなり安いと言えます。

 

ファクタリング業者の中には、請求金額に掛け目を使うケースが多いですが、PayTodayの場合は掛け目を使いません。

 

手数料が安いことに加えて、掛け目を使わないので、買取金額の最大化が期待できます。

 

加えてPayTodayには、次のようなメリットや特徴もあります。

 

  • オンライン完結
  • 即日利用可能
  • 女性も利用しやすい

 

手続きがオンラインで完結しますので、お住いの地域に関係なく資金調達が可能です。

 

最短45分で即日入金という、スピーディーな対応も他社にはない特徴です。

 

加えてPayTodayは、女性経営者によるコンプライアンスを尊重するサービスを謳っており、女性の事業主の方も利用しやすいファクタリング会社です。

 

 

20万円

 

ペイトナー ファクタリング(旧先払い)

 

 

ファクタリング会社名ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)
設立年月日2019年2月
本社所在地東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3階
代表取締役社長阪井 優
資本金3億6,863万4,614円
対象フリーランス・個人事業主・法人
2社間ファクタリング手数料10%
最低取扱額下限設定無し
最高取扱額25万円(新規登録)
※利用状況に応じて限度額は拡大
スピード最短10分
その他オンライン型ファクタリング
幅広い職種に対応

 

ペイトナー ファクタリング(旧先払い)は、取引先に送った入金前の請求書を即日現金化できるフリーランス向けのオンライン型ファクタリングサービスです。

 

入金までの時間が最短10分というスピード対応が、ペイトナー ファクタリング(旧先払い)の特徴です。

 

このサービスは、ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)が提供しており、利用金額は1万円~25万円までに設定されています。

 

新規登録時の最高取扱額は25万円までですが、利用状況に応じて限度額は拡大していきます。

 

少額利用に特化したファクタリング会社ですので、特に事業をはじめてまだ売上が少ないといった状況のフリーランスの方などは利用しやすいサービスだと言えます。

 

利用できる業種も幅広く、請求書を発行するフリーランスの方であれば、すべての業種でファクタリングの利用が可能です。

 

ペイトナー ファクタリング(旧先払い)は、2019年9月のサービス開始から、利用者や利用金額は右肩上がりに増加しており、2022年3月には累計申込件数20,000件、申込総額は50億円を突破している人気のサービスです。

 

リピート率は70%以上で、お客様満足度も98.5%と非常に高く、多くのフリーランスに支持されています。

 

30万円

 

ベストファクター

ファクタリング会社名ベストファクター
運営会社株式会社アレシア
本社所在地東京都新宿区山吹町261 トリオタワーノース4F
代表取締役社長班目 裕樹
対象法人・個人事業主・フリーランス
取扱額30万円~
手数料2~20%
スピード最短即日
その他審査通過率92.25%
償還請求権なし

 

ベストファクターは、株式会社アレシアが運営するファクタリング会社で、利用可能金額の下限が30万円から設定されています。

 

少額から利用できることに加えて、ベストファクターをお勧めする主な理由は下記の通りです。

 

  1. 柔軟な対応
  2. 審査通過率が高い
  3. 入金が早い

 

ベストファクターは、事業主の状況に応じて柔軟な対応をしてくれます。

 

ファクタリングの申込者からすれば、当然ながら自社の状況に柔軟に対応してくれる会社のほうが、ファクタリングを利用できる確率が上がるのでメリットがあります。

 

ファクタリングの利用を検討している事業主の中には、下記のような状況にある場合も少なくありません。

 

  • 開業したばかり
  • 直近の決算が赤字
  • 税金を滞納している
  • 借り入れが複数ある
  • 他社から断られた

 

このような状況にある場合、ファクタリグを利用できないケースも少なくありませんが、ベストファクターの公式サイトでは、上記に当てはまる状況でもお力になりますと記載されています。

 

実際ベストファクターの審査通過率は、92.25%とかなり高いことからも、柔軟に対応してくれる利用しやすいファクタリング会社と言えます。

 

入金のスピードについても、最短1時間で資金化が可能となっており、即日での振込実行率は61.5%(2022年11月時点の実績)と説明されていますので、緊急な資金調達を希望する事業主に対して、素早い対応を行っていることが分かります。

 

ベストファクターは、「簡単スピード診断」と言って、保有している売掛債権を最大98%で買取可能かどうかが、5分でわかる便利なサービスを提供しています。

 

 

トップ・マネジメント

 



ファクタリング会社名株式会社トップ・マネジメント
設立年月日2009年4月21日
本社所在地東京都千代田区鍛冶町1-4-3竹内ビル2F
対象法人・個人事業主
2社間ファクタリング手数料
3.5%~12.5%
3社間ファクタリング手数料0.5%~3.5%
スピード最短即日
最低取扱額30万円
最高取扱額3億円
その他●全国対応
●45,000件以上の取引実績

 

トップ・マネジメントは、ファクタリングの実績が豊富で、45,000件以上の取引実績があるため、初めてファクタリングの利用を検討している方も安心して相談できる会社です。

 

トップ・マネジメントでは、30万円からの売掛金に対応可能となっています。

 

手数料も、2社間ファクタリングで3.5%~12.5%、3社間ファクタリングでは0.5%~3.5%程度となっていて、相場より安い料金設定となっています。

 

また、トップ・マネジメントは、以下のような種別のファクタリングを扱っているため、さまざまな業種の法人や個人事業主のファクタリングに対応することが可能です。

 

  • トラック運送業ファクタリング
  • 製造業ファクタリング
  • 人材派遣業ファクタリング
  • 雑貨卸売・小売業ファクタリング
  • 診療報酬債権ファクタリング

 

建設業やシステム開発などに多い、3〜6ヶ月程の長期売掛金の買取りにも対応しているのも嬉しいポイントです。

 

特にファクタリングを利用したことがない事業主の方であれば、まずは取引実績が豊富なトップ・マネジメントに相談することをお勧めしたいと思います。

 

 

ファクタリング一括申請サービス「Payなび」

 


Payなび運営会社株式会社JPクレスト
設立年月日2016年7月15日
本社所在地栃木県宇都宮市東宿郷4丁目5番4号 GKビル3F北
サービス対象法人
個人事業主
手続方法オンライン
必要書類請求書
入出金明細(直近3ヶ月分)

 

お勧めのファクタリング会社が多くて、情報収集が面倒だったり自分で選ぶのが難しい場合は、株式会社JPクレストが運営している「Payなび」の利用を検討することができます。

 

「Payなび」は、複数のファクタリング会社に一括で審査の申込みができる、今までにない新しいサービスです。

 

これから、「Payなび」の主な特徴についてご紹介します。

 

申込は1回でOK!

 

Payなびを利用すれば、複数のファクタリング会社に一括申請できるため、申込みは1回で済みますし、各ファクタリング会社の情報収集も不要です。

 

自分でファクタリング会社を探す場合、業者のサービス内容・手数料・営業時間など、ファクタリング会社を選ぶための情報収集に時間をかける必要があります。

 

また、仮に審査落ちした場合には、別のファクタリング会社の情報収集を行い、再度申し込みをすることになります。

 

こうした余分な手間を省けることは、Payなびのメリットと言えます。

 

営業電話ラッシュがない

 

一括見積もりサイトといえば、お問い合わせをした後に、複数の業者から営業電話が次々にかかってくるイメージを持つ人も少なくないでしょう。

 

しかしながら、Payなびの場合は、仮承認が通った企業のみ連絡が来る仕組みになっているため、従来の見積もりサイトのような煩わしさやストレスがなく利用しやすいサービスとなっています。

 

手数料が安くなる

 

Payなびを利用することで、手数料が大幅に安くなる可能性があります。

 

Payなびの場合、複数のファクタリング会社に一括申請することで相見積もりができますから、手数料の安いファクタリング会社を見つけることができるわけです。

 

相見積もりを取りたい方であれば、自分で複数のファクタリング会社に依頼する手間を考えると、Payなびを利用するメリットは大きいでしょう。

多くのファクタリング会社と提携

 

「Payなび」では、大手ファクタリング会社から中小ファクタリング会社に至るまで、様々な優良ファクタリング会社と提携しているため、あなたに合った業者を手間を掛けずに探せます。

 

近年ファクタリング会社は増加傾向にあるため、数あるファクタリング会社から優良会社を見極めるのは、かなり手間のかかる作業になりえます。

 

当記事でご紹介しているファクタリング会社は、取引実績が豊富で手数料も相場と比べて安い業者が多いため、安心して申し込みいただけますが、自分でファクタリング会社を選ぶのが面倒であったり難しい場合は、「Payなび」のサービスの利用を検討してみましょう。

 

無料一括申込みは、約3分ほどの短時間で入力が完了します。

 

 

即日対応で早い資金調達が可能な仕組み

 

 

ファクタリングとは、事業主が保有している売掛債権をファクタリング会社に売却することで、資金調達する方法です。

 

法人は勿論、個人事業主も売掛金を保有していれば利用可能です。

 

ファクタリングによる資金調達は、売掛債権の譲渡によるものであって借入には当たりません。

 

ですから、現時点で複数の業者から借入をしていたり、税金を滞納していたり、直近の決算が赤字であったとしても、ファクタリングであれば利用できる可能性があります。

 

ファクタリング会社が主に審査するのは、ファクタリング申込者の信用力ではなく、保有している売掛債権の信用力だからです。

 

また、ファクタリング会社の中には、利用者の素早い資金調達の需要に対応するために、即日対応可能な業者も増加しています。

 

こうした業者の多くに共通している点としては、素早い対応を実現するために、オンラインでの手続に対応していたり、審査の際に準備する必要書類が少なくてすむと言った特徴があります。

 

ファクタリング取引には、2社間取引と3社間取引とがあり、素早い対応をしてくれるファクタリング会社は、2社間取引にも対応していることが大半です。

 

2社間取引のほうが手続に時間がかかりません。

 

2社間取引と3社間取引との違いについては、後ほど詳しく取り上げます。

 

少額ファクタリングの注意点とは

 

手数料が高くなることがある

 

銀行やノンバンクなどからの借入にかかる手数料と比べて、ファクタリングの手数料は高くなるケースが一般的です。

 

さらに、少額ファクタリングの場合は、通常のファクタリング手数料に比べて更に高くなる傾向があります。

 

その理由の1つとしては、少額ファクタリングの場合、業務効率が下がることが考えられます。

 

ファクタリング会社からすれば、売掛債権の買い取り手続に要する手間は、基本的に金額の大小で異なるわけではありません。

 

例えば、売掛債権の金額が50万円で手数料が12%だと6万円の利益になりますが、売掛債権が1,000万円の場合、手数料が半額の6%でも60万円の利益となります。

 

要する手間に大差がなくても、売掛債権の金額によって利益の額は大きく異なります。

 

ですから、ファクタリング会社は売掛債権の金額が大きければ、手数料を低くしてでも買い取ろうとします。

 

一方で、売掛債権の金額が少額であれば、要する手間に対して利益がほどんどでないケースもありえます。

 

このような理由から、ファクタリング会社の多くは、下限取り扱い額を設定しているケースが多いわけです。

 

そして、少額の売掛債権の場合、業務効率が下がることを考慮して、手数料が高めに設定されることがあります。

 

売掛債権の金額以上の資金調達はできない

 

ファクタリングは、売掛債権の額面金額以上の資金調達ができません。

 

基本的には、額面金額から手数料などが差し引かれて入金されます。

 

また、ファクタリング会社の多くは掛目(かけめ)を設定しています。

 

掛目とは、売掛債権の買取率のことで、売掛金を現金化する際に債権金額より低く評価する比率を意味します。

 

ファクタリング会社が、買い取る売掛金の信用力を考慮して、回収できる可能性が高い(リスクが低い)と判断されれば掛目が高くなり、逆の場合は掛目が低くなります。

 

掛け目が設定されていれば、額面金額にその割合を掛けてから、手数料などが差し引かれて入金されますので、掛目の高いほうが調達できる金額は多くなります。

 

額面金額との差額については、ファクタリング会社が売掛債権を回収してから、支払われることになります。

 

差額の金額は、ファクタリング会社が売掛金を回収できないリスクに備えた、保証金のような役割を担っていると言えます。

 

掛目や手数料の割合によっては、思うほど資金調達ができない可能性があります。

 

ファクタリングを安心して利用するための確認事項

 

取引先に知られたくない場合

 

取引先にファクタリングの利用を知られたくない場合は、2社間取引を選択する必要があります。

 

先程も取り上げましたが、ファクタリングには2社間取引と3社間取引とがあり、この2つの取引には次のような違いがあります。

 

  • 2社間取引・・ファクタリング利用者とファクタリング会社との取引
  • 3社間取引・・上記に加えて、取引先も含めた取引

 

ご覧のように3社間取引を選択すると、取引先も含めた取引となってしまいます。

 

3社間取引を選択すると、保有している売掛債権でファクタリングをすることを、取引先に対して通知し承諾を得る必要があるので、ファクタリングの利用を知られてしまいます。

 

ファクタリングの利用を知られてしまうと、今後の取引に影響が生じるのではないかと考えるかも知れません。

 

こうした懸念や不安がある場合は、2社間取引を選択して下さい。

 

2社間取引であれば、取引先への通知や承諾を得る必要がありませんので、安心してファクタリングを利用することができます。

 

債権譲渡登記

 

ファクタリング会社によっては、債権譲渡登記を行う場合があります。

 

なぜ債権譲渡登記を行うかと言いますと、第三者に対して債権の所有者であることを主張できるので、債権を回収できないリスクを下げることができるからです。

 

例えば、ファクタリングを申し込んだ利用者が、ファクタリング会社と売掛債権の譲渡契約を締結した後に、他の人や会社とも譲渡契約を締結することもありえます。

 

最初に譲渡した条件よりも、もっと好条件で買い取ってくれる人や会社が現れた場合、上記のような二重譲渡が発生するリスクもあるわけです。

 

最初に契約を締結したファクタリング会社からすれば、債権譲渡登記を行うことでリスクを避けられます。

 

ただし債権譲渡登記を行うと、誰でもその情報を確認することが可能となるため、取引先にファクタリングの利用が知られるリスクが生じることになります。

 

ファクタリング会社によっては、債権譲渡登記を行わないところもありますので、気になる場合は事前に確認しておきましょう。

 

償還請求権

 

ファクタリングにおける償還請求権とは、取引先の倒産などによりファクタリング会社が売掛債権を回収できなかったときに、利用者に対して債権の金額を請求できる権利のことです。

 

取引を遡って債権を売却した利用者に請求できる権利ということで、遡求権とも言われます。

 

ファクタリングによる取引の際に、「償還請求権あり」で契約をしてしまうと、万が一ファクタリング会社が売掛債権を回収できなかったときに、ファクタリング利用者に対して請求されるリスクがあります。

 

こうしたリスクを避けるために、ファクタリングを申し込む際には、償還請求権なし(ノンリコース)での契約をお勧めします。

 

優良なファクタリング会社であれば、ほぼ全ての業者が償還請求権なし(ノンリコース)での契約が可能です。

 

もちろん、この記事でご紹介しているファクタリング会社も、償還請求権なし(ノンリコース)で申込みができますのでご安心下さい。

 

セキュリティ対策

 

金額の大小に関わらず、ファクタリングを利用する場合は、セキュリティ対策を講じている業者かどうかを確認しましょう。

 

とくに、迅速な対応をしてくれるファクタリング会社ですと、オンライン取引に対応している業者が多いです。

 

中には、オンラインで取引が完結するファクタリング会社もあります。

 

オンラインでの手続では、わざわざファクタリング会社まで出向くことなく手続ができるので便利な半面、情報流出などのリスクが気になるところです。

 

会社や個人の情報を入力したり、必要書類をアップロードする必要がありますので、しっかりとセキュリティ対策を施しているファクタリング会社であれば、安心してファクタリングを利用できます。

 

主に下記の2点を確認するだけで、情報漏洩などの不安を軽減できます。

 

  • URLの表示
  • クラウドサインの導入

 

それぞれ、詳しく見ていきたいと思います。

 

URLに”s”が表示されているか確認する

 

httpから始まるURLに”s”の文字が含まれているか確認しましょう。

 

”s”が含まれていれば、SSL化されているサイトであり通信が暗号化されています。

 

ですから、もし悪意のある第3者が盗聴しようとしてもデータの内容が判別されません。

 

例えば、当サイトのURL(https://money-kanri.com)ですが、httpの後に”s”の文字が含まれています。

 

このように、SSL化されているサイトかどうかは、簡単に確認することができます。

 

もしくは、🔒マークが表示されているかどうかでも確認できます。

 

ファクタリング会社のサイトから、お問い合わせフォームを使って申し込むときに、会社や個人情報などを入力することになりますので、ファクタリング会社のURLが、SSL化されているかどうかを確認しておきましょう。

 

クラウドサインを導入しているか確認する

 

ファクタリング会社が、クラウドサインというサービスを導入しているかどうかを確認しておくこともお勧めです。

 

クラウドサインとは、上場企業の弁護士ドットコムが運営する電子契約サービスのことで、サイトでは次のように説明されています。

 

送信者から受信者宛に契約書を送られる際、クラウドサインは契約書を閲覧・確認するためのユニークURLを都度発行し、メールで受信者に通知します。

このURLに悪意を持った第三者が不正にアクセスするためには、1秒間に1億回ランダムなURLを作成してアクセスを試みても、宇宙の寿命よりはるかに長い期間が必要です。

この仕組みにより、クラウドサインではまだアカウントを持っていない受信者に対してもセキュアに契約書を届けています。

引用:CLOUDSIGN 送信した契約書への不正アクセスの防止

 

この説明の通りですが、クラウドサインは契約書を閲覧・確認するためのユニークURLを都度発行しており、不正アクセスされるリスクは限りなく低いです。

 

クラウドサインは、業界のシェア80%を超えるサービスで、多くの企業や自治体で利用されています。

 

ファクタリングによる迅速な資金調達を希望する場合、オンラインで手続をするケースが多いです。

 

クラウドサインを導入していなくても、問題なく手続できる可能性は高いですが、セキュリティ対策の意識が高い業者であることを確認するだけでも安心感が得られます。

 

まとめ

 

今回は、少額取引が可能で対応も早いファクタリング会社について取り上げました。

 

個人事業主も利用しやすいファクタリング会社ですので、条件面などを比較した上で利用したいファクタリング会社を決定して頂きたいと思います。

 

ファクタリングについて、知りたいことや確認したい内容があれば、ファクタリング契約前にファクタリング会社のサイトから、電話やお問い合わせフォームを利用して無料相談などを活用することもお勧めです。

 

気になる点を事前に確認しておけば、安心してファクタリングサービスを利用することができます。

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