毎年、税務署に出向いて確定申告の手続きをしていた方も、今年はコロナ対策でe-Tax(電子申告)による確定申告を検討する人も増えそうですね。
また、これまで65万円の青色申告特別控除を受けていた方は、その控除額を維持したいと考えて郵送ではなくe-Tax(電子申告)による手続きを希望しているかも知れません。
今回の記事では、カードリーダーがなくてもe-Tax(電子申告)できる方法を取り上げていますので参考にして下さい。
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e-Tax(電子申告)にカードリーダーは不要
不要という表現は語弊があるかも知れませんが、e-Tax(電子申告)をするのにカードリーダーは必須ではありません。
e-Taxの方法としてまず思い浮かぶのが、マイナンバーカード方式です。
この方法でe-Taxする場合は、マイナンバーカードとカードリーダーを準備する必要があります。
マイナンバーカードは、作るのに1ヶ月程度はかかりますので、必要であれば早めに手続きするようお勧めします。
しかし、マイナンバーを使ってe-Tax(電子申告)する場合でも、カードリーダーは必ずしも必要ではありません。
カードリーダーがなくてもe-Tax(電子申告)する方法
ID・パスワードを発行してもらう
税務署に直接出向いてe-Taxの開始の届出書を提出し、本人確認を行ってe-TaxのID・パスワードを発行してもらうという方法があります。
上記の手続をして、e-TaxのID・パスワードを発行してもらえば、マイナンバーカードがなくてもe-Taxによる電子申告ができます。
ただし、ID・パスワード方式による申告は、マイナンバーカードが普及するまでの暫定的な方法とされていますし、マイナンバーカードの他のメリットも考えると、個人的にはマイナンバーカードを作ったほうが良いのではと思います。
今後マイナンバーカードを使ったサービスが増加すると思われるので、利用者も増えていくはずです。
マイナンバーカードの作り方やメリットの詳細は、下記の記事で詳しく取り上げています。
関連記事:マイナンバーカードのメリットと作り方
e-Tax対応のアプリを使いスマホで確定申告する
e-Tax対応のアプリを使ってスマホで手続きすれば、カードリーダーは不要です。
この方法の場合、マイナンバーカードとe-Tax対応のアプリの準備が必要となります。
個人事業主の利用者が多いクラウド会計ソフトのマネーフォワードやfreeeは、スマホで確定申告ができるアプリのサービスを提供しています。
こうしたサービスを利用すれば、カードリーダーなしでe-Taxが可能です。
例えば、マネーフォワードの場合、確定申告書の項目を選択すると下記のように提出方法を選べます。
スマホで確定申告の場合、必要なのはマイナンバーカードとカードの読み取りが可能なスマホのみとなっていて、ICカードリーダーライターは不要なのが分かります。
e-Taxソフト(国税庁)を利用する場合は、ICカードリーダーライターが必要です。
また窓口や郵送などで申告書を提出する場合は、e-Taxの準備は不要ですが、青色申告特別控除の金額が55万円となります。
10万円の青色申告特別控除を受けている方は、控除額が変わりませんのでe-Taxに拘らなくても良いかも知れませんが、65万円の青色申告特別控除を受けたい方は、カードリーダーが不要なスマホでの確定申告を検討してみてはいかがでしょうか?