確定申告書の提出方法と注意点について

 

確定申告書の提出方法についてご説明しています。

 

それぞれのメリットやデメリット、注意点などを把握した上で提出方法を決めましょう。

 

※2018年11月11日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年1月15日に再度公開しました。

 

税務署に持参する

 

税務署に申告書や添付書類を持参して、申告することができます。

 

直接、税務署で手続きするなら、申告書の書き方や計算の仕方でわからないことがあれば、その場で尋ねることができるのは大きなメリットです。

 

初めて確定申告をする場合や、手続きの仕方に不安がある場合は、必要書類を持参してその場でわからない点を聞きながら、手続きすることを検討できます。

 

勿論、事前にわからない点をネットで調べたり、税務署に電話して確認しておけば、当日手続きに多くの時間をかけずに済むので、可能な範囲で事前に調べておいてどうしてもわからない点だけ確認するようおすすめします。

 

また、申告書を直接持参すると、その場で申告書の控えに「受付印」を押してもらい受け取ることができます。

 

郵送などの場合は、自分で切手を貼った返信用封筒を準備して申告書に同封する必要がありますし、届くまで日数もかかります。

 

持参することのデメリットは、税務署の開庁時間内に出向く必要があることや、手続きをするまでに何時間も待たないと行けない可能性があることです。

 

毎年、基本的には2月16日から3月15日までに確定申告書を提出しますが、2月中ならまだしも提出期限間近になると特に混雑しますので、早めに手続きするほうがいいでしょう。

 

税務署の開庁時間内に行けない場合でも「時間外収受箱」に投函することも可能です。

 

ただしその場合は、その場で職員に相談したり申告書をチェックしてもらえませんのでご注意下さい。

 

また、税務署ではなくてお住まいの「市役所」に申告書を持参して対応してもらうことも可能です。

 

ただし、申告内容によっては「市役所」で受け付けて貰えないケースがありますのでご注意下さい。

 

郵送する

 

確定申告書を税務署に郵送することもできます。

 

わざわざ税務署まで申告書を持参せずに済みますし、長時間待たされることもありません。

 

ただし、申告書の内容に不備があった場合、税務署などで直接手続きすればその場で指摘してもらえることもありますが、郵送の場合は後日対応に手間がかかる可能性があります。

 

また、郵送しても税務署から確定申告書を受け取った旨、連絡があるわけではありません。

 

気になる場合は、郵送の際に記録が残り追跡もできるサービスを利用することも検討できます。

 

郵送の提出期限の注意点については、下記の記事にある「申告書を期限内に提出する(3月15日)」の内容をご覧ください。

 

 

e-Tax(電子申告)を利用する

 

国税庁のホームページ(e-Tax)で申告することもできます。

 

このメリットは、自宅で自分の都合のいい時間に申告できることや、税金の還付がある場合は他の提出方法よりもスピーディーに対応してもらえることです。

 

通常、還付は1ヶ月~1ヶ月半程度はかかりますが、e-Taxによる申告の場合は2~3週間程度で対応してもらえます。

 

また、直接税務署で手続きしたり郵送する場合と違い、添付書類を提出する必要がありません。

 

関係する内容の数字を入力するだけでいいので、手続きが煩雑にならずにすみます。

 

ただし、添付書類を提出しなくても一定期間の保存は必要です。

 

廃棄したりしないようご注意下さい。

 

デメリットとしては、e-Taxを使って申告する場合は、必要な道具を揃えなければなりません。

 

必要なものは、マイナンバーカード、ICカードリーダーライタもしくはスマホです。

 

もし、確定申告のために上記のものを準備する必要があれば一定の時間やお金がかかります。

 

マイナンバーカードを取得するまでには1ヶ月程度かかりますし、ICカードリーダーライタも1,000~2,000円程度の金額がかかります。

 

2019年(平成31年)1月からはスマホでも手続きが可能となる予定です。

 

スマホでの確定申告に関する詳細については、下記の国税庁のサイトでご確認下さい。

 

 
 
 

広域申告センターを利用する

 

広域申告センターが、期間限定で設置される場合があります。

 

広域申告センターの特徴は、全ての税務署に対する申告書に対応してくれる点です。

 

状況によっては、広域申告センターを利用することも検討できます。

 

ただし、設置される場所や期間はそれぞれの地域で異なりますので、国税庁のサイトで確認するか税務署へ問い合わせてみられるようお勧めします。

 

青色申告特別控除(65万円)を受けている方は「e-Tax」がお勧め

 

確定申告書の提出方法について取り上げましたが、特に青色申告の方で65万円の控除を受けている方はe-Taxがおすすめです。

 

理由は、その方が今後は税金面で有利になるからです。

 

これは2020年からですが、青色申告特別控除の金額が65万円から55万円に引き下げられます。

 

ただし、e-Taxで確定申告の手続きをすれば、65万円の青色申告特別控除の金額を維持することができます。

 

申告方法をe-Taxにするだけで、控除金額が10万円違ってきます。

 

ですから、特に65万円の控除を受けている青色申告の方は、e-Taxでの申告を検討するようオススメします。

 

現在、白色申告か青色申告で10万円の控除を受けている方は、節税効果が高い65万円の青色申告特別控除を検討してみてはいかがでしょうか?

 

関連記事:65万円の青色申告特別控除の要件や改正後の条件について

 

まとめ

 

確定申告書の提出方法については下記の方法があります。

 

  • 持参
  • 郵送
  • e-Tax(電子申告)
  • 広域センター

 

それぞれのメリット・デメリットや注意点を考慮して、早めに確定申告書を提出しましょう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

個人事業主のアラフォー男(ささぶね)です。 これまで、借金生活で苦労したりお金の知識がなかったばかりに余分な税金を払い続けてきた経験から、お金の知識の大切さを痛感。 その後、お金に関する勉強を始め日商簿記2級やFP2級・AFPを取得。 個人事業主のお金管理に役立つ内容を中心に情報発信しています。